今回水周りトラブル対応でお伺いしたお客様は、大阪府にお住まいのお客様でエリアは大阪市の平野区のご住宅が水周りトラブル対応の現場でした。
かなりあわてた様子でお電話頂いたのは、いわゆる大阪の女性らしく慌てつつもどこかその状況を余裕を持って楽しんでいらっしゃる奥様でしたが、おなべを収納する際無理やり棚に押し込んだら奥の止水詮を曲げてしまい、水がぽたぽたと漏れ出したとの事。
さらには見てる内に水圧がかかってきたためか、かなりの勢いで水が噴出し奥様の悲鳴で状況を判断したご主人が大慌てで外の止水詮で水を止めたとのことで、もう台所住水浸し、水道も使えない、キッチンの中は水溜り状態と最悪の状態のご様子。
お伺いしてみるともうそこは大阪の雰囲気で、ご主人と奥様、小学生のお子さん姉妹で大盛り上がりで今起こったことを一字一句ご説明して頂き賑やかなご家庭と言う印象でした。
自宅はご主人の両親の頃からの一軒家で、設備的には結構年数がたっているとのご説明をしていただき、荒れた状態のキッチンで申し訳ないと謝られる奥様の元現場を確認させていただきました。
破損した止水詮はハンドルタイプのものでしたが、奥様がご愛用の圧力鍋を収納される際、隣の棚
から滑り落ちたと思われるフライパンの柄が止水詮のハンドルを奥に押し上げていた状態で、そこへ更なる圧力鍋を思いっきり押し込んでしまったためにフライパンの柄は曲がり、止水詮のハンドルもまさかの破損。
耐え切れなくなったパッキン部分から水が噴出した様子で、もう止水詮自体を交換しなければならないとの判断をさせてもらい、料金と作業時間をご提示してご主人から作業依頼を正式に受けて修理を行いました。
すでに外の止水詮(本管)は止めてあるので宅内配管に残っている水に注意しながら同じタイプの止水詮へと交換させていただき作業終了となりました。
対応させていただいたのが日曜の午前中とあって、娘さんたちからの質問攻めに合いながら作業をさせていただきましたが、興味しんしんで私の作業を見学されて少し気恥ずかしい現場でした。
しかし宅内の本配管が破損せず不幸中の幸いでしたが、迅速に対応できてよかった現場でした。