ワンちゃんをご自宅でシャンプーされたところ、その後に風呂つまりが起こってしまったというご連絡を頂きまして大阪は泉佐野市で作業をさせていただきます。
ご自宅は築20年ほどで10年ほど前にお風呂場のリフォームをされたということです。
可愛いシェルティさん達にも熱烈な歓迎を受けましたので速やかに風呂つまりの原因と修理を実施していきます。
ご自宅でトリミングとシャンプーをされていて、月1ペースで長毛種のシェルティを洗ってたそうです。
対策は排水口に市販のヘアキャッチャーをセットしていたそうです。
市販のヘアキャッチャーを使用されるのは英断といっていいでしょう。
あるのとないのとでは大違いです。
しかし取り替える際に毛がパイプに流れてしまうこともありますし、どれくらいの量の毛が風呂の排水口から配水管に流れているかはわかりませんし、配水管の構造によっても詰まる確率は変わってきますから注意が必要です。
まずは業務用のパイプクリーナーを配水管に流すために薬剤の調合をいたします。
業務用のパイプクリーナーの長所は手間をかけずに強力な効果を期待できるというところに尽きます。
脂や汚れを溶かす成分が市販のタイプの濃度の30倍以上ですから、この水溶液を使ってまず様子をみます。
お客様は排水口、配水管に毛の流れないようにと気はつかって流入防止対策は取っていたようですが、パイプクリーナーは全く使われていなかったようです。
このため高濃度のクリーナーを投与すれば症状の改善は期待できそうです。
そして時間もそれほどかけずに済むのがこの方法の一番よいところです。
これで症状の改善が見られない場合に、ワイヤーブラシで処理をさせていただく形になります。
最初から使わない理由はどうしても作業に手間と時間がかかりますので、お客様の金銭的負担も増えてしまうからです。
またすぐに結果がでますのも薬剤の措置のいいところでもあります。
今回の場合これで排水つまりが解消されましたのでなによりでした。