大阪市福島区は川の多い区です。ちょっと走るとすぐ川という感じです。お客様のお宅も川の近くでした。ちょっと迷いましたが約束の時間内に到着出来ました。
電話でお困りの様子だったのでちょっと焦って向かっていたので安堵の気持ちでした。「風呂つまりで洗面所まで水浸しになってしまった」というお電話でした。
よくある相談といえばそうですが、それぞれの家によって作りが違うのでいつも一期一会という感じの作業になるのです。
15階建てマンションの12階で建物が出来てから14年ということで、風呂場だけじゃなく色々な箇所にがたが来ていてお金がかかって大変ということでした。
築14年とは思えない綺麗なお宅でしたが、洗面所に入ると大変なことになっていました。洗濯機も置いてあり洗濯物を入れるだけでもストレスがあるという状態でした。
早速お風呂場に入り見させていただくと結構きれいで「排水溝の掃除はいつもしている」というお客様の言葉は本当だなと思いました。
となると“奥”と答えは簡単でした。お母さんも娘さんも髪が長くて髪の毛かなとこれは主観でしたが。とにかく圧力工法を試みることになりました。
もちろんお客さんに見積、ご説明して納得していただいてからの作業ですよ。まず、排水溝の蓋、目皿をはずしトラップも外します。
トラップは詰まりの原因となることが多いです。悪臭を防ぐためにはいいのですが、これがなければ詰まりの発生確率は大分下がることは間違いないです。
始に手動のローポンプを排水溝に差し込みシュポシュポやります。10回もやらないうちに大量の髪の毛が出て来ました。ぞっとする位の量でした。
表面的な掃除は出来ても奥は難しいってということですね。
つまりの原因が解消された後は水をジャージャー流してお客さんと詰まりが解消したことをしっかり確認しました。
普段風呂掃除は頑張っていると自負されているお宅だったので「やっぱり奥はプロに頼まないと難しいのかな」と話しておられました。