本日お電話をいただいたのは若い20代女性のお客様で、大阪市此花区の一軒家へお伺いしました。
ロングヘアの美しい女性のお客様でしたが、洗面つまりを起こしてしまったのは自分のせいかも知れない、と家族に言われたとのことでご心配されてました。
確かに、洗面つまりの原因は、第一にドライヤーをかけている時に落ちた髪の毛が原因であることが多いのです。
しかし、他にも、石鹸カスによるものも考えられます。これはどういうことかと言いますと、油分が石鹸に結合し、汚れとなったものです。
実際のところ、今回の場合、ヘアキャッチャーの清掃だけでは、洗面つまりを直すことができませんでした。
さらにS字トラップを取り外し清掃しましたが、それでも直らず、排水管まで外して清掃、という事になりました。
洗面の下のパイプの更に下にある排水管は、最終的に、他のお風呂・洗濯機や台所の排水管が合わさる排水枡に繋がっています。
この排水管も、汚れなどが溜まる事でつまりが発生する場合が有り、ここで詰まりが発生すると、DIYで直すのは困難になります。
洗面の排水管の耐用年数は一般的に15年~20年と言われております。
また、洗面は、朝・晩、家族が皆使い、使用頻度が重なってくるところです。
髪の毛や石鹸カスの他、そのようなことも考えられます。
水の流れ具合など、異変を感じ始めたら、放って置かず処置しましょう。DIYで、少しでも不安を感じる場合は、状況が悪化しないうちに、早めに専門業者に相談してみましょう。
今回、原因が洗面のさらに下の排水管ということが判明しましたので、車に用意してあった高圧洗浄機を使い施工しました。
発見が遅れたら、洗面に特に近いお風呂と洗濯機から影響が表れ始めたでしょう。
若い女性のお客様は、今回のことが自分のせいだけではないことに半分安心した様です。責任を取って、お小遣いで直そうとしていましたから。「家族に伝えます。」と言って、立て替えされ、私を見送ってくださいました。