大阪市生野区のお客様からキッチン水漏れで困っているので至急見積りに来て欲しいとのご依頼を頂きましたので、現場へ向かいました。
天王寺区との区境に近いお宅のため10分ほどで到着できましたので、早速見積り作業を開始させて頂きます。
キッチン周りの水もれは大別して二種類になります。
一つはキッチン蛇口周りのトラブル、そしてもう一つはシンク下の水もれが起きている場合です。
今回は前者のケースとなりました。
まずは水の元栓を閉めて、お客様とカウンセリングさせて頂くことになります。
現行のキッチンにリフォームしてから12年程度が経過し、その間に何度か独力で水道のコマパッキンを交換した経験はあるとのことでした。
蛇口の形は『シングルレバー混合水栓』でこちらもほぼ12年の使用しているとのことでした。
蛇口のトラブルの場合、比較的原因の特定は容易く、修理手段も簡単なのが特徴だと言えます。
基本的には水漏れしている部分の経年劣化が原因だと言えるからです。
今回のお宅の場合ですとハンドルの下からの水漏れが発生しています。
そのため新品に交換すれば直る場合がほとんどなのですが、逆にいえばそこに落とし穴があると言えるでしょう。
実際にその耐用年数は約10年程度だと言われています。
勿論使用環境によって、寿命は前後するのですが、数年前に交換をされているのでしたら、原因は別の部分にあると思っていただいて構わないはずです。
今回のケースの場合は蛇口の下にある水栓の接続部分からの水もれではありましたが、パッキンが原因ではなく、ナットのゆるみが原因でした。
ほとんどのお客様はそんな部分には触る機会はないと言われるのですが、この部分もまた経年使用によって自然に緩んできてしまうことが多々あるのです。
これはシンク下からの水漏れトラブル時に起こる『排水管とパイプのナット緩み』の際も同様で自然に緩んでしまいます。
このため蛇口の操作部分の水漏れの場合に部品を新品に交換して、まだ数年の場合はナットの緩みを確認する事をお薦めします。