大阪市旭区は北に淀川を擁し、市内でも有数の住宅街である一方、千林、森小路には千林商店街が連なり、地元住民の生活の場としてにぎわうエリアです。
弊社はそんな大阪市旭区で水回りのトラブル対応に当らせて頂いておりますが、やはり最新のビルと違い懐かしさのある木造住宅が立ち並ぶこのエリアは凄く温かみのあるお客様が大勢いらっしゃいます。
トラブルが起きた際はまずお客様のお電話から対応がはじまるのですが、今回ご連絡いただいた案件は洗面つまりで、よくある洗面台排水のつまり解消をご家族総出で見守って頂いたのもこのエリアでした。
お客様からご入電いただいた際は大阪らしい口調で「洗面所がダム湖になってしもた!」とのお話を受け、軽い会話の後すぐさま現場に急行させて頂きました。
大阪府でもこのエリアは戦前の建物が現存しているのですが、出迎えてくれたのは体格の良いご主人にじゃれつく元気な姉弟とその後に奥様、お爺様の総勢五名で盛大に出迎えて頂きました。
ひとまずご主人からお話を聞き、現場を確認すると洗面台一杯に水が貼られている状態の上に、ゴム製のアヒルが二匹泳いでいてお子様が「これダムやで!」との会話に大阪らしさを感じつつ作業手順をご家族にご説明。
なにが洗面につまっているか分からないので、ご主人と奥様に料金をご説明後作業開始です。
まずは洗面にある一向に抜けない水を減らすため、ひしゃくでお風呂場への排水をした後、洗面台内部のS字トラップを解放する事にしたのですが、水が流れてこないのでご家族一同見つめるのはお子様への視線。
ご主人がお子さんへ問い詰めると、ティッシュを流して水を止めたことが判明し直ぐに配管ブラシを押し込むと、まるで昔ながらの竹で出来た水鉄砲の様に、下に押し込む感触がしたのです。
そこで思いっきり下にワイヤーを送ると、スボッとS字管の下に入れたバケツに出てきたのがティッシュの塊とソフビ製のウルトラマンの頭。
指にウルトラマンの頭をはめて、ティッシュを押し込んだら流れなくなったとの事であきれるご家族様でしたが、トラブル対応は無事に作業完了となりました。
色々な案件の中でも比較的多いのが、お子さんの悪戯によるトラブルですが、いつでも迅速に対応させて頂きますので今後も宜しくお願い申し上げます。