先日「至急洗面台の水漏れを修理してもらいたい」とのお電話があり、大阪市阿倍野区まで行ってきました。そのお宅は静かな住宅街の一角にある築30年程度の2階建てのお宅でした。玄関のベルを押すと現れたのは60代前後のご婦人でした。お話を聞くと水漏れがあるのは1階の洗面台とのことでした。
このご婦人のお話によると、ここ数日洗面台のある場所の床がよく濡れていたそうです。最初は同居しているお祖父様が洗面や歯磨きの時に水を撒き散らしているのかと思ったそうです。でも常に湿っているのでおかしいと思い洗面の収納台を調べると、その中にある管から水が漏れしているようだったので弊社に電話をかけたとの事。その時点で現場近辺にたまたま待機中の当社スタッフがおりましたので、すぐに向かわせました。
早速問題の洗面台の下にある収納部分を開けて確認して見ると、やはりお客様の言う通り配管からの洗面水漏れが確認できました。
給水フレキ管からの漏れの原因で最も多いのはパッキンが原因です。この場合では新しいものと交換することで水漏れを止めることができます。
しかしこのお宅ではゴム類の劣化があったものの、直接の水漏れの原因は給水フレキ管そのものに損傷でした。このようなケースになると、給水フレキ管を交換する以外には洗面水漏れを納める方法はありません。その旨をお客様に説明して作業を開始しました。幸いに持参した給水フレキ管とサイズが合っていたので、その場で交換作業に取り掛かることができました。
実は洗面台がある場所が結構狭かったのでちょっと、かなり結合部分が固かったので作業がしにくかったのですが、それでも30分ほどで交換作業を終えることができました。
工事費12,960円也
その後洗面台の他の場所にも破損がないかどうかをチェックして見たところ、特別異常なしの状態だったので、このお宅を後にしました。
水漏れは放っておくと床にカビが生えたり腐ってしまう原因となります。また衛生面でも好ましくないので、何だか床が濡れていておかしいなと思ったら、すぐに水漏れがないか確かめて何らかの対応策をとることが大切です。