寒い日にはお風呂で身体を温めるとぐっすり眠れるものです。
しかし家族が多いとお風呂のお湯が汚れ易く、排水溝が詰まる要因になります。
今回は大阪府に在住のお客様から依頼された風呂つまりを解消した事例を紹介します。
依頼主は大阪市住吉区にお住まいのお客様です。
夕方6時頃、お風呂の水を抜いて掃除をしようとしたら、風呂水が流れず洗い場に逆流してきたのとの事です。
さっそく伺ってみると、そのお宅はURで、3LDKの広い間取りでした。
お客さまは4人家族で、娘さんが2人いらっしゃるとのことで、年頃でキレイ好きとあり毎晩お風呂は欠かせないので、すぐにでも直して欲しいとのことでした。
お風呂を見た時には水は引けていて、バスタブも洗い場も乾いていました。
試しにバケツで排水溝に水を流してみましたが、水が緩く溜まってしまい、非常に流れにくくなっていました。
これはおそらく排水管の内部にヘドロ状の物が詰まったものと考えられます。
バスタブが大きめのサイズで排水口にかかっていたので、まずは前にあるエプロンを外す作業から入りました。
排水溝を開けてみると、中が真っ黒になっていて、汚れが溜まっているものと思われます。
そこで持参した真空ポンプを使い、中の汚れを吸引してみました。
すると、ドロドロとした汚れの塊がでてきました。排水溝がつまる原因はほぼ髪の毛で、絡まった髪の毛に石鹸が加わりドロドロになるのです。
こちらのお宅は女性が多いことで髪の毛が詰まり易く、ボディースポンジの繊維なども絡まり合って排水溝が溜まってしまっていたと推測致しました。
汚れを取り除いた後は、更に残った汚れを取り除く為に、排水溝にワイヤーを差し込んで掃除をしました。
これにより汚れが取れた状態で、再度真空ポンプで今度は空気を押し入れて一気に汚れを飛ばすのです。
最後にパイプ洗浄液を流し込み完了、水を流したところコポコポと心地良い音を出して流れていきました。
女性の多いご家族ですので、排水溝に溜まった髪の毛はこまめに取り除き、定期的にパイプ洗浄剤を使用した方が良いことをアドバイスさせて頂き、終了しました。